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職種別:職務経歴書の書き方
人事職関連の職務経歴書の書き方を解説します。
職務経歴書の書き方から相談する
20xx年xx月xx日現在
氏名:◯◯ ◯◯
■職務要約
※現在までのご経歴のあらすじ、流れが一読して理解できるように概略を記載します。
※ボリュームは3~5行程度で簡潔に。
※応募職種に必要なスキルを中心に書くと採用担当者の目に留まりやすいです。
人事業務は採用・教育、労務、人事制度など仕事内容は多岐に渡ります。各企業に応じて求めるスキルも異なるため、人事の中で何をしてきたのかアピールしたいポイントを整理しておくことがポイントです。
例)●●年から現在まで、●●メーカーの人事部門にて採用教育、労務および人事制度まで人事全般の業務を経験して参りました。
20XX年以降は人事企画業務を中心に目標管理制度の導入等、新人事制度の企画立案に参画しております。現在はマネージャーとして、部下●名のマネジメントにも従事しております。今後は、これまでの経験を活かし、人事マネージャーとしてより専門性を高めたいと考えています
■職務経歴
□19xx年xx月~現在 ○○○○株式会社
◆事業内容:産業機械メーカー
◆資本金:○○○百万円 売上高:○○○百万円(20xx年) 従業員数:○○○名 上場
※在籍期間のみでなく、「事業内容」「資本金」「売上高」「従業員数」を記載します。
(外資企業の場合、日本法人の売上を公表していないケースが多いので、その場合は記載不要)
期間 |
業務内容 |
19xx年xx月~20xx年xx月
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人事部人事課(配属) 採用業務(XX年): 教育研修業務(XX年): |
19xx年xx月~20xx年xx月
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労務業務(XX年): ・給与、賞与計算(XX名分) 使用システム: XXX |
→職務経歴書は、「いかに見やすく・わかりやすく」がポイントになります。
そのため、箇条書きで記載、また文章には表題をつける等見やすくなるよう工夫することが大切です。各業務に応じて記載するポイントがありますので、この点を意識し具体的に記載すること、また自身がどこまで携わっていたのか記載することもポイントです:
例)
→採用:採用人数、採用手法、担当フェーズ(日程調整や面接官など)。また計画立案、ツール制作、セミナー企画開催、選考活動、内定者フォローなど、どの部分を担当したのか等。
→労務:給与計算対象人数、使用システム等。
その他:具体的な成功事例、マネジメント経験(役職名、部下の人数)
■活かせる経験・知識・技術
・労務管理(XX年):法令に基づく制度化、社員対応
・人事制度(xx年):制度構築(目標管理制度、福利厚生制度)、社内規定整備
・PCスキル(Word、Excel、PowerPoint、Access)
■資格
・社会保険労務士(19xx年xx月)
→※労働基準法を熟知していることが裏付けされるため、とても有利な資格です。
・産業カウンセラー
・TOEIC 630点(20xx年xx月)
・普通自動車免許
■自己PR
※これまでの経験でどんな専門性を身につけたのか? 「今まで」でどんなことが得意か、工夫したこと、「今後は」どんなことに取り組みたいか?など
※企業に貢献できる強みは何か?応募ポジションに求められる経験資質は何か?という視点で記載します。
例)労務給与計算業務、採用研修、就業規則改定および人事制度(目標管理制度、職能資格制度)と幅広く人事経験を積んでまいりました。また直近でXX名のマネジメントも経験し、自らが中心となり人事システム導入、コスト削減(管理費の10%カット)を実現させました。
これまでXXX年わたり経験してきた人事専門スキルを活かし会社の成長・業績拡大に貢献したいと考えております。
以上
人事職の職務経歴書作成のポイントは、職務カテゴリー(採用教育・労務・制度・組織)ごとに経験内容を整理すること、また実績・ボリューム(数字)を明確に記載することです。その他、在籍企業の業界および従業員数(規模)も選考時のポイントになりますので、忘れずに記載しましょう。