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職種別:職務経歴書の書き方
調達・購買職関連の職務経歴書の書き方を解説します。
職務経歴書の書き方から相談する
(調達・購買)
20xx年xx月xx日現在
氏名:◯◯ ◯◯
■職務要約
調達・購買職の場合は、購買としての業務概要とともに、ご自身の強み(コスト削減、新規調達先開拓、語学力を生かした海外調達、技術のバックグラウンドを生かした交渉等)を明記しましょう。
例)グローバル展開する機械部品メーカーにて○年○ヶ月にわたり、資材購買業務に従事。
国内のみならず海外にも多くの調達先を持ち、新規調達先の開拓や現地調達体制の立ち上げ等の経験を持つ。
海外留学で磨いた英語力、海外駐在で身に着けた中国語力を武器に、自ら海外調達先に足を運び、リードタイム短縮、コスト削減のみならず、調達先の品質管理業務にまで踏みこんだ、守備範囲の広い調達業務を行う。
■職務経歴
○○○○株式会社 19xx年xx月~現在
◆事業内容:機械部品の開発、製造、販売
◆資本金:○○○百万円 売上高:○○○百万円(20xx年) 従業員数:○○○名 一部上場
※在籍期間のみでなく、「事業内容」「資本金」「売上高」「従業員数」を記載します。
期間 |
業務内容 |
19xx年xx月~20xx年xx月
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購買部資材調達課 ○○部材の調達を担当 【実績】担当製品の目標原価達成100%。納入品の調達リードタイムを3日間短縮。 課長以下6名 |
20xx年xx月~20xx年xx月
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購買部資材調達課 アジア生産拠点への部品調達業務支援 ・アジア生産拠点への調達品確保(中国2工場、ベトナム1工場) 【実績】○○商材において、新規調達先を獲得したことによるリードタイムの短縮とコスト削減 課長以下6名 |
19xx年xx月~20xx年xx月
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購買部資材調達課 課長(中国関連会社への出向) ※その他、海外との関わり(海外からの調達?海外出張?海外駐在?等)や、マネジメント(役職、部下の人数等)等も関わった業務に応じて記載必須です 中国関連会社にて、現地調達および海外調達支援 現地出向2名 |
※「購買・調達」職として記載が必須となる項目は、何を(取扱製品) どこから(国内?海外?その比率) どれだけ(取扱金額) を明記します。そして、コスト削減などの実績を記載します
①まずは、業務内容を明確に記載しましょう。
担当業務と、取扱規模(担当製品、規模、金額等)等。
また取扱規模については具体的な数字データを用いての表記が必要です。
②その中で「改善」したこと、「効率化」をはかったこと等を明記。
日々の担当業務をこなしていただけでなく、常にどんな意識を持って自らが課題に取り組んだかを伝えます。
例えば、コストダウン、リードタイムの短縮、等。こちらも具体的な数値を示しましょう。
③サプライヤーとの関わり方も重要です。
国内のサプライヤーなのか、海外のサプライヤーなのか。
購買業務だけなのか、或いは一歩踏み込んで外注先の品質管理まで行っていたのか?等。
社外との調整、折衝などで、自身の交渉力、調整力もアピールのひとつに繋げましょう。
■活かせる経験・知識・技術
・豊富な海外経験と語学力 : 米国留学経験○年、海外駐在経験○年により、英語と中国語がビジネスクラス
・フットワークの軽さ : 国内外問わず常に自ら現場に足を運び交渉を行う
・コスト削減、リードタイム短縮など現状分析や改善計画立案のための数値分析能力
■資格
※業務に活かせる資格は必ず記載※
・第一種普通自動車免許(19xx年xx月)
・TOEIC 850点(20xx年xx月)
■自己PR
※これまでの経験でどんな専門性を身につけたのか? 得意分野や、工夫したこと、「今後は」どんなことに取り組みたいか?など、企業に貢献できる強みは何か?という視点で記載します。
例)国内調達部門からキャリアをスタートし、海外拠点の調達支援、海外関連会社に入り込んだ調達業務から、調達先の品質指導にまで、常に現場に足を運び、製造工程を見ることで改善、ゆくゆくはリードタイムの短縮やコスト削減につなげて成果を上げてきました。また、国内の開発部門や営業、マーケティング部門と連携を取ることで無駄のない購買戦略を立て実行に移しました。今後は更に技術知識を深め、グローバルかつより大きなビジネスに携わっていくことで、貴社に貢献したいと考えております。
以上
調達・購買職種の職務経歴書作成のポイントは、デイリー業務に関しては明確な数字で表記すること、そしてそれ以外の部分で自身の「課題抽出力」「自発的な取り組み」「調整・交渉力」をいかに伝えるか、この二つとなります。