転職お役立ち情報
CARRER ADVICE
職種別:職務経歴書の書き方
海外営業職関連の職務経歴書の書き方を解説します。
職務経歴書の書き方から相談する
(海外営業)
20xx年xx月xx日現在
氏名:◯◯ ◯◯
■職務要約
※営業の場合、どのような企業で、どのような顧客(誰に)に対して、どのような商材(何を)をどのようにして提案していたのかを要約に記載すると分かりやすいです。
例)大学卒業後、繊維商社の株式会社〇〇に入社し、海外事業部に配属になり営業として従事しております。
ヨーロッパ(イタリア・フランス)を中心としたファッションやスポーツアパレル企業を担当し、テキスタイルや
長繊維の提案をしております。また、最近ではアジア(中国・韓国・ベトナムなど)向けに新規開拓営業も経験しております。
■職務経歴
株式会社○○ 19xx年xx月~20xx年xx月
事業内容:
資本金: ○○ 億円 売上高: ×× 億円 従業員数: △△ 名
※在籍期間のみでなく、「事業内容」「資本金」「売上高」「従業員数」を記載します。
期間 |
業務内容 |
19xx年xx月~20xx年xx月
|
海外事業部 海外事業課 ヨーロッパ(イタリア・フランス)を中心としたアパレル企業に対して、流行や機能性が優れたテキスタイル・長繊維の提案営業をしております。 【実績】 ※管理職の方はマネジメント人数を記載ください グループメンバーxx名 |
※どのような活動をしてきたのか
・営業先・営業スタイル・担当地域・取扱い商材・業務内容などを具体的に記載ください
・海外営業の場合は、上記以外にも調整業務(貿易実務、受発注対応、生産管理・納期調整等)や海外代理店のマネジメント業務(数値管理、営業支援、育成・教育)、販売チャネルの構築、プロモーションといった経験もプラスして記載ください
※どのような工夫をしてきたのか(どのような課題を乗り越えたのか)
・事例を交えることで、自分自身の営業力やスタイルをアピールください
・海外市場調査や戦略立案などマーケティングに関わる事例がある場合は必ず記載ください
※目標に対してどれだけの実績を挙げてきたのか
・達成率・前年比・社内順位などでご自身の実績をアピールください
■活かせる経験・知識・技術
※語学力やPCスキルなどは、全く出来ない場合以外は、記載しましょう。
(語学力やPCスキルは、仕事での使用機会・頻度を記載すると先方へも伝わりやすいです)
海外現地法人、海外代理店双方の営業戦略立案及び実行
・輸出貿易実務
・ヨーロッパおよびアジア地域の商慣習
・語学力
メール:
日々の業務の中で、海外のお客様からの問い合わせや商品の発注依頼などをメールにて対応しております。
会 話:
海外拠点のメンバーが参加する社内会議(隔週)やお客様との交渉などでも、問題なく意思疎通が可能です。
・PCスキル
Word:ひな型を基に、提案書、議事録、出張報告書、セミナー報告などを定期的に作成しています
Excel:基本操作に加え、VLOOKUP関数、ピボットテーブル、2軸のグラフ作成などができます
PowerPoint:ひな型を基に、顧客ごとの提案書や企画書を作成できます
■資格
※全てを記載する必要はなく、仕事に関係するものを中心に取得年月と等級を記載します。
※入社後に活かせる資格を、必要であれば取得に向けて準備中・勉強中と記載するのも有効。
20xx年xx月 普通自動車 第1種免許
20xx年xx月 TOEIC(R)テスト750 点
20xx年xx月 日商簿記 2級(営業となりますがお金の流れを理解するために取得しております)
■自己PR
※これまでの経験でどんな専門性を身につけたのか? 得意分野や、工夫したこと、「今後は」どんなことに取り組みたいか?など、企業に貢献できる強みは何か?という視点で記載します。
例)私は営業の中で、現状に満足することなく「次に何をするべきか」「何か改善点はないのか」ということを念頭に置きながら、業務を取り組んでおります。ルーティン業務においても、何か問題点はないのか、もう少し改善点はないのかといった現状を分析するようにしており、課題が見つかれば、解決策を考え、実行してきました。また、新規開拓をするための市場分析や調査を得意としています。これらの経験を通じて、ヨーロッパ・アジア市場に対する知識が深まるとともに、戦略を立てて行動できる営業力を身につけることが出来たと思っております。これら経験を活かし、貴社での海外事業部発足の即戦力として事業拡大に貢献して参る所存です。
以上
最後に海外営業の職務経歴書を作成する上でのポイントですが、今までのご自身の営業で作成されているクライアントへの企画書(提案書)と同様、応募企業様へ「自分自身を売り込む企画書(提案書)」と思って作成することです。
今までの経験や実績はもちろんのこと、自分なりの工夫点など自分自身の強みをアピールすること、特に海外営業の場合は、海外マーケットをどれだけ理解しているのか、自分自身がどれだけ主体的に動きマーケットを開拓してきたのかを記載することで、応募企業様に会ってみたいと思わせることが大切になります。
また、他業界を希望されるケースもあるかと思いますので、その場合は他業界の方でも理解しやすい内容で記載し、業界や取扱商品が異なっても通用する取り組みや強みをアピールすることが大切になります。