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業界レポート
インバウンド需要の増加とグローバル人材の需要増加について
日本政府観光局が2024年8月に訪日外国人客数について調査した結果、8月には2,933,000人もの外国人観光客が日本にやってきたことが判明し、直近7ヶ月連続で同月過去最高値を記録し続けています。
参照：訪日外客数（2024 年 8 月推計値）｜日本政府観光局（JNTO）
18ヶ月連続でインバウンド需要が増加している
また、景気の良し悪しの指標であるDIの中でもインバウンド需要が反映される観光DIは、18ヶ月連続で全産業の景気DIを上回っていることが、帝国データバンクの調査によって判明しました。
参照：観光産業の最新景況レポート（2024 年８月）｜帝国データバンク
観光DIの値は、政府が新型コロナウイルスの感染法上の位置付けを5類に移行すると発表した2023年1月移行、18ヶ月連続で全産業のDIを上回っており、インバウンド需要の増加が高まり続けていることを示しています。
2024年の動きに注目してみると、1月に発生した能登半島地震による一時的な自粛の影響から観光DIは45.8にダウンしたものの、観光促進策や根強いインバウンド需要に支えられ、8月の観光DIは47.2と2ヶ月連続で改善しています。
この傾向は今後も続くとみられていて、日本におけるインバウンド需要の加熱は今後数年も続いていくことでしょう。
インバウンド需要の増加に伴いグローバル人材の需要も増加か
インバウンド需要の増加は観光業への影響が大きく、その他への影響はそこまで大きくないと思われがちですが、そうとも限りません。
日本を訪れる外国人の数が増えるということは、外国人を相手にしたビジネスの需要が高まっていることを示しています。
そのため、英語を話せたり海外で働いた経験があったりといった「グローバル人材」の需要も一般企業レベルで増加していくことでしょう。
転職業界においても英語力の高い人材は重宝されており、様々な業界での活躍が期待されます。
職種別に見ると経理や人事、コンサルタント職においても英語力の有無は市場価値に影響すると言われており、今後のインバウンド需要の増加を鑑みても、グローバル人材の需要は職種や業界問わず増えていくことが考えられます。
各職種における英語力の必要性については以下の記事をご覧ください。
・経理職に必要な英語力
https://www.aegis-japan.co.jp/articles/knowhow/etc/post-8371/
・人事に必要な英語力
https://www.aegis-japan.co.jp/articles/knowhow/etc/post-8384/
・コンサルタントに必要な英語力
https://www.aegis-japan.co.jp/articles/knowhow/etc/post-8392/
・プログラマーに必要な英語力
https://www.aegis-japan.co.jp/articles/knowhow/etc/post-8470/
・経営企画に必要な英語力
https://www.aegis-japan.co.jp/articles/knowhow/etc/post-8485/
・SE（システムエンジニア）に必要な英語力
https://www.aegis-japan.co.jp/articles/knowhow/etc/post-8516/
・海外営業に必要な英語力
https://www.aegis-japan.co.jp/articles/knowhow/etc/post-8522/
