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CARRER ADVICE
面接対策
外資系企業の英語面接を受ける方、または、日系企業の海外部門を希望して英語面接を受ける方、一言で英語での面接と言っても、職種や面接官によって様々なケースが考えられます。
そこで大切なことはあなたの柔軟性です。ビジネスライクな対応にするか、フランクな対応にするか、相手の面接官に合わせて臨機応変に対応してください。カジュアルすぎて失礼な態度にならないように注意しましょう。
そして英語面接は、冒頭の「入室・挨拶・着席」の場面が上手くいくと、意外と勢いがつきます。
とても大切な場面ですので、詳しく解説します。是非参考にして下さい。
入室・挨拶・着席 → 雑談 → 本題 → 離席・退室
POINT 1 握手をして意欲を見せる
外国人が面接官の場合、挨拶は日本式にお辞儀をした方が良いのか、握手をした方がよいのか、躊躇することもあるかもしれません。
面接官よりも先に入室した場合、まずは着席せずに立ったままで面接官を待ちましょう。
面接官が入室し、手を差し伸べてきたら、笑顔でグッと力強い握手をして挨拶をします。弱い握手や慌てて手を離すのは失礼になります。
ビジネスライクな面接官は距離感をもって接する場合もあります。握手がなくても心配ありません。
きちんと相手の目を見て笑顔で挨拶をします。
POINT 2 面接官の名前を呼び、面接のお礼を述べる
事前に面接官の名前が分かっている場合、または、面接官が名前を名乗った場合、必ずMr. Ms.をつけて相手の名前を呼んで、挨拶をします。
挨拶の例: Good morning Mr. Smith, My name is Taro Sato. Thank you for your time today.
面接官が既に着席していて「Please have a seat」と着席を勧められる場合、「Thank you」と言ってから着席しましょう。着席を勧められない場合「May I have a seat?」と一言聞いてから着席するのがマナーです。
POINT 3 はい、いいえ だけの回答は避けて、その回答を補足する説明をする
面接の本題に入る前に、面接官がお天気の話や、あなたが自宅からどのような経路で面接ロケーションまできたのか等、面接のウォームアップのためのカジュアルなやり取りがあります。これはあなたにリラックスしてもらい、お互いのコミュニケーションを円滑にする手法です。どのような質問や話題でも、はい、いいえ、だけの回答は避けて、会話のキャッチボールを楽しんで下さい。
一方的に質問を受けるだけではなく、会話内容に合った質問や話をすることで、コミュニケーション力や、『あなたにも興味があります』というアピールにもなります。
POINT 4 アイコンタクトと相槌も忘れずに!
面接官はあなたの業務経験や能力が採用基準に合っているのかを短い時間で評価しなければなりません。会話でしっかり伝えたいところは、きちんと面接官の目をみて答えます。意識して相手と視線を合わせて話すことで、あなたの誠実性、自信、意志の強さを伝え、面接官に安心感を与えます。
アイコンタクトを取る際、相手の目のあたりを見ます。ゆっくりとした相槌も重要です。
POINT 5 回答はポイントを絞って簡潔に!謙遜はいらない
英語になると細かく話してしまう方が多いようですが、面接官からの質問に対する回答は、まず簡潔に結論を話します。その後、具体的な説明を付け加えて下さい。
又、I’m sorry, Excuse me, Well, Ah~, Oh, You know? を何度も言わないように注意してください。
面接でよく聞かれる質問を用意しました。基本的には日本語で回答する内容と変わりませんが、英語面接ならではのポイントをアドバイスします。
1. Could you tell me about yourself.
自己紹介をしてください。
ポイント:日本では古い順に自己紹介をしますが、英語では現在の業務から古いほうに遡ります。
話す内容は、学部を含む最終学歴、職歴、なぜ転職を考えているかなど、あくまでも自己紹介ですので、経歴については詳細に説明せず、サマリー程度の短い内容にします。
2. What is your greatest achievement?
あなたの一番の功績はなんですか?
ポイント:上司のおかげで等、謙遜を省いて会社やチームに貢献できた事を堂々と話します。
職種にもよりますが、売り上げやコスト削減など、具体的な数値を用いて話すとイメージしやすく、相手に理解してもらえます。
3. What are your strengths and weaknesses?
あなたの長所と短所は何ですか?
ポイント:長所は仕事に関係するポイントを挙げて、自分が応募するポジションにマッチしていることをアピールします。
短所は改善する為の心掛けも併せて伝えることでフォローします。
4. Tell me your biggest challenges you’ve faced at work and how did you manage it.
あなたが業務で経験した一番大きな問題は何ですか?それにどう対応しましたか?
ポイント:どのような課題に向き合い、どう努力し、今後はどのように対処するのか伝えます。
5. Why are you leaving your current job?
現職を辞める理由は何ですか?
ポイント:なるべく私的な事を避けて、入社意欲につながる前向きな気持ちを伝えます。
6. Where do you see yourself in 5 years?
5年後のあなたは何をしていますか?
ポイント:応募する業務内容と企業の方針を念頭に、あなたのキャリアビジョンを伝えます。
7. Why do you want this job?
なぜこの業務を希望しますか?
ポイント:なぜ応募企業での業務でなければならないのか、過去の経験と絡めて簡潔に伝えます。
8. What do you know about the company?
弊社についてご存知ですか?
ポイント:応募する企業、取扱い製品、市場について把握している情報を正確に伝えます。
9. If you are hired for your desired position, how can you contribute to the company?
希望するポジションに採用された際、あなたは会社にどのような貢献ができますか?
ポイント:企業の役に立ちたいという熱意を伝えます。
10. Do you have any questions?
何か質問はありますか?
ポイント:最後に質問をすることで応募ポジションに興味があるというアピールになります。事前にいくつか質問を用意しておきましょう。
面接が終了して退室時に面接のお礼とともに固い握手をします。
最後まで笑顔とビジネスマナーを心がけて下さい。
お礼の言葉の例:It’s been pleasure meeting with you. Looking forward to seeing you again!
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